こんにちは、245と申します。
主人の地元の田舎に注文住宅を建てました。
我が家は平屋を希望していたので、コスト削減のために坪数を抑えに抑えて延床面積が約25坪と非常にコンパクトな間取りです。
せっかくの注文住宅。
広くて開放的なリビングに憧れてはいたものの、坪数を抑えるためにLDKは結局控えめな広さに…。
住み始めるまでは狭苦しい家にならないか心配していました。
今回は、我が家のLDKの広さと、住み始めて気づいた満足点や後悔ポイントをまとめました!
我が家のLDKについて
間取り
夫婦+子ども2人、4人家族の我が家。
LDKの間取りはこのような感じになっています。
- キッチン(約5帖)
- ダイニング(約4帖)
- リビング(約7帖)
LDK合わせて約16帖。
パントリーやリビング横の収納、さらにロフトや子ども部屋に続くホールを含めるともう少し広くなりますが、一般的に見るとコンパクトなサイズ感のLDKです。
キッチン・ダイニング・リビングと縦長に続いており、奥行きを活かしてめいっぱい広く感じさせてくれる間取りになっています。
また、少しでも広く見せたかったので、リビングの掃き出し窓にはバーチカルブラインドを採用し、圧迫感を抑えスッキリできるように工夫しています。
配置している家具
LDKに主に配置している大型家具は以下の3つです。
- ダイニングテーブル(幅150センチ)
- テレビボード(幅150センチ)
- ソファー(幅193センチ)
ダイニングには幅150センチのダイニングテーブルをキッチンカウンターに寄せて配置し、椅子を4脚置いています。
また、幅150センチ×奥行45センチのテレビボードをリビングの壁際に配置。
反対側の壁際に、オットマンも含めて幅193センチになる3人掛け程度のソファーを配置しました。
冬場はテレビとソファーの間に小さめのこたつ台を置いて使用しています。
主要な家具は相応な大きさのものが全て配置できているのではないでしょうか。
ソファーからも、ダイニングテーブルからも(座る場所に寄りますが)テレビを見ることができますし、4人家族の我が家には現時点ではちょうど良いサイズ感だと感じています。
小さめLDKの満足ポイント
掃除が楽
ズボラでただでさえ掃除・片付けが苦手な私。
マイホームになってから部屋数も増えた分、掃除する場所も増えてゲンナリしています…。
LDKは家族が過ごす時間が一番長い場所なので、なるべく常に綺麗な状態を保っておきたいのですが、毎日の掃除はなかなか大変です。
子どもがいると、掃除しても掃除しても気づいたら汚れているんですよね…。
面積が広ければ広いほど掃除の手間も時間もかかるので、我が家はこのくらいの広さで良かったと感じています。
マイホームに引っ越してからお掃除ロボットも導入し、なんとか毎日LDKの状態を保っています。
空調が効きやすい
我が家は小さめかつ、I字型とも呼ばれるシンプルな長方形のLDKの間取りです。
そのためか、エアコン使用時に室内でエアコンの効きが悪い、と感じる場所がほとんどありません。
エアコンから一番遠いキッチンに立っている時も快適です。
さらに、子ども部屋や脱衣室、玄関ホールなどもLDKに直結しているので、ドアをわざと開け放してリビングのエアコンで隣室の空調も賄ったりしています。
狭い平家である我が家ならではのメリットだと感じています。
子どもの動向を把握しやすい
子どもが小さいうちはなかなか目が離せず、家事も思うように進められないことも多々あります。
我が家は縦長LDKで、キッチンからリビングもダイニングも完全に視界に入れられる広さ。
夕飯の支度をしながら、ダイニングで宿題をしたりリビングでテレビを見ている子どもに声をかけられる距離感です。
「宿題終わったのー?」「テレビ近いよ!もっと下がって見てー」などと子どもの様子を伺いながら家事をすることができてちょうど良い広さだと感じています。
住み始めて気づいた後悔ポイント
大人数を呼ぶとちょっと狭い
夫婦揃ってお客様を呼んでパーティーをしたりするのは得意ではないので滅多にしませんが、1度祖父母たちを呼んで子どもの誕生日パーティーを開きました。
その際、LDKの中に子どもも含めて7人を超える人数になり、さすがにちょっと狭苦しいな…という印象を受けました。
ご家族の構成人数が多い方や、家に友達をたくさん招いてワイワイやりたい方は、リビングは最初から大きめにしておいた方が良いと思います。
後から家具を増やす余裕が無い
主要な家具は一通り設置できていて問題ないのですが、これ以上家具を増やす余裕はない我が家のLDK。
もし今後子どものためにピアノを購入したり、スタディスペースを作るために机を設置したくなってもLDKには設置する場所がありません。
我が家はそれも想定した上で、ダイニング学習はダイニングテーブルでやればOK、ピアノは子ども部屋に電子キーボードを置き、もし本格的に大きなピアノが必要になったらその時に考えるということで一応納得しています。
今は無くても将来的にLDKに置く可能性が高い家具がある場合は、それもあらかじめ考慮して間取りを考えておいた方が良いと思います。
まとめ
我が家のLDKは開放的で広々とした空間、とは正直言えないコンパクトな間取りですが、実際のところ住み始めてそこまで大きな後悔はほぼありません。
開放的な雰囲気を演出できる人気の吹き抜けも、空調の効きが悪くなりそうだしメンテナンスも大変そうだから、と初めから採用しませんでした。
広さ・開放感より、温かみがあり落ち着いてくつろげる空間になることを優先したとも言えます。
その結果、4人家族の我が家にとってちょうど良いLDKの広さになったと思います。
家族によって、構成人数はもちろん価値観や趣味、大事にしたいことはそれぞれ違うので、LDKの広さの正解というのはないと思います。
自分たち家族に一番ちょうど良い広さはどれくらいなのか、家族の人数や状況、将来も見据えながら、より最適な間取りを考えてみてください。
LDKは家族みんなで過ごす時間が1番長くなる大切な場所ですので、少しでも快適な場所にできると良いですね。
皆さんの家づくりに我が家の例が少しでもお役に立てば幸いです。