こんにちは、245です。
主人の地元の田舎にUターンし、注文住宅を建てました。
我が家のキッチンは、クリナップKT。
背面収納も、クリナップKTの幅1800mmのカップボードです。
今回は我が家のカップボードのご紹介とともに、どれくらいの幅のカップボードが理想か、お伝えできればと思います。
我が家のカップボード詳細
間口180㎝3段引出しタイプ
クリナップKTの収納プランのうち、間口180㎝の3段引出しタイプという物を選びました。
幅90㎝の3段の引出しが2列横に並んでいる形です。
奥行きは45㎝、高さはキッチンと同じ85センチです。
カウンターはホワイトのメラミンの天板です。
扉カラーや取手はキッチンのシンクキャビネットと合うように同じものを選びました。
吊戸棚無し
標準ではカップボード上に吊戸棚がありましたが、我が家は無くしてもらいました。
私が150センチほどと低身長のため、高所の収納は使い勝手が悪いのではないかと考えたためです。
吊戸棚の設置高さを低めに設定するという選択肢もありますが、我が家はカップボード上に横長の窓を設ける方を優先したかったので、思いきって吊り戸棚は無くしました。
吊戸棚を無くしたことで減額にもなったので、その分キッチンの他のオプション等に費用を当てられました。
実際に吊戸棚無しで過ごしてみて、圧迫感がなくてスッキリして見えるので私は正解だったと思っています。
背面のお気に入りのアクセントクロスが見える面積が広がったのも良かったです。
おそらく吊戸棚をつけていたとしても、私は目線より上の収納は上手く整理整頓ができずに使いこなせていなかったと思います。
活用できない収納はあっても意味がないので、思い切って無くしてみるのも選択肢の一つです。
家電はどれくらい置ける?
我が家のカップボード上には現在、コーヒーメーカー、電子レンジ、炊飯器(3号炊きの小さめサイズ)を置いています。
間隔を詰めて置けば3分の1くらいのスペースが空くので、ゆくゆくはUtaUのブレッドドロワーを置きたいのですが、まだ金額的に購入に至っておらず…
今はバスケットを置いてパン等の食材や、ダスター、エプロン等を収納しています。
コンセントは、2口コンセントを2箇所つけてもらっています。
おそらく幅1800ではこれ以上コンセントをつけてもらっても家電が置ききれないと思うので、ちょうど良い数だと現時点では思っています。
でもキッチン家電って意外とたくさんありますよね…。
我が家はまだトースターと電気ケトルがあるので、これら2点はすぐ隣のパントリー内に置いています!
パントリーの可動棚内の少し高い位置に設置することで、子どもが触れて火傷する危険も防げるのでちょうど良いです。
幅1800で収納量足りる?
結論から言うと、キッチン収納がカップボードのみの場合、幅1800では物足りないと思います。
前述のように、我が家はキッチン横に1帖のパントリーがあり、そこにかなりの量の食材や日用品を収納しています。
今、幅1800のカップボードの計6つの引き出しは、ほぼ食器、カトラリー、調理器具、保存容器などで埋まっているので、パントリーが無かったら食材を保管する場所がありません。
また、我が家ではゴミ箱もパントリー内に設置しています。
カップボード下にゴミ箱を設置するパターンも数多く見ますが、そうすると引き出しの数が減るのでまた収納量がグッと下がってしまいます。
幅1800ではカップボード下にゴミ箱のスペースを確保するのが難しいと思います。
さらに、幅1800では家電を置くスペースも十分に確保できない可能性が高いです。
電子レンジ、炊飯器、ポット…と最低限の家電が置ければ十分と考えている方もおられるとは思いますが、近年キッチン家電の進化は凄まじいです。
10年ほど前には考えられなかったホットクックのような自動調理鍋などを導入する家庭が最近はどんどん増えています。
さらに10年後には、“各家庭にあって当たり前”な家電がもっと増えている可能性があります。
いざ家電を買おう!と思っても置く場所が無い…なんてことが無いように、今自分が所持している家電を置くスペースより少し余裕を持って考えておいたほうが良いと思います。
吊り戸棚があれば食材や日用品などの収納は多少増えるでしょうが、家電やゴミ箱を置くスペースのことを考えた場合、やはりカップボードの幅は1800では足りないと思います。
可能なら2700以上の幅を確保するのがオススメです。
幅が取れない場合はパントリーがオススメ
間取り、キッチンの配置等の関係で、どうしてもカップボードが理想の幅確保できない、という方もいらっしゃるかと思います。
そういう場合は、我が家のようにパントリーを作るのがお勧めです。
我が家は1帖ほどの広さですが両側可動棚で上から下まで収納できるのでかなり収納量があります。
また、あらかじめ可動棚内にコンセントを設置しておけば、家電も設置できます。
カップボード上から溢れた家電があったとしてもパントリーに置けるので安心です。
我が家は垂れ壁で空間を区切って少し奥まらせているので多少収納内がモノでゴチャついても、そんなに人の目が気になりません。
おかげで大量の食材などを気軽にポンポン投げ入れ収納しています。
横並びのカップボードは、ある程度の幅がキッチン背面に確保できないと設置できないので、間取りの都合上広くとるのがどうしても難しいこともあると思います。
キッチン周辺にどこか幅1マスほどでも余裕があれば、パントリーにしてしまえばカップボードやシンク下などに収まりきらないモノの収納として柔軟に対応できるので、オススメです。
まとめ
以上が、我が家のカップボード事情を踏まえてのお話です。
4人家族、物多め断捨離苦手な我が家の場合ですので、人数や物が少ない家庭の場合はまた違ってくるかもしれません。
ですが、収納はあとで増やそうと思ってもなかなか増やすのが難しいです。
将来のことをしっかり考えて、少し余裕を見ておいたほうが良いと私は思います。
皆さんもしっかり検討されて、後悔の無い家づくりをしてください。
我が家の例が少しでも皆様の参考になれば幸いです。