せっかく注文住宅を建てるからには、誰もが理想の家を建てたいはず。
賃貸住宅のようにありふれたデザインの家ではなく、できるだけオシャレな家にしたい!と考える方が多いはずです。
ただ、大概の場合において、注文住宅でオシャレな家を作るには費用がかかるもの。
設備や外壁材、クロスや床材など、デザイン性の高いものはお値段もそれなりに高くなります。
我が家は予算が元々ギリギリだったので、デザインにお金をどんどんかける!という選択肢はありませんでした…。
でも、お金が無いからってオシャレな家を諦めたくない!
今回は我が家が実践した、おしゃれな家づくりの節約術をご紹介いたします。
我が家の節約術4選
施主支給
施主支給とは、工務店の標準仕様の設備や資材などではなく、施主自身が購入したものを工務店に取り付けてもらうことです。
標準仕様のものはデザインが限られていることが多く、なかなか好みのものが選べないことも多くあります。
施主自身がおしゃれなアイテムを購入し、工務店に取り付けてもらうことでデザイン性を高められます。
我が家でも採用した、手軽にできるオススメ施主支給品は以下の3つです。
- 照明
- タオルハンガー
- トイレットペーパーホルダー
楽天市場などでも気軽に購入できるので、ポイント還元などを考えるとかなりの節約にもなります。
ただし、工務店によっては施主支給を禁止していたり、施主支給品の取り付けに費用がかかる場合もあります。
契約前に施主支給がどこまで可能か、確認しておけると安心でしょう。
造作をやめてオシャレな既製品を採用
私が注文住宅を建てる際にこだわりたかったのが、洗面台。
今までいろんな賃貸に住みましたが、どんなに内装が綺麗でも、洗面台はいかにも賃貸…という感じのダサい洗面台の物件が多かったです。
せっかく注文住宅を建てるからには洗面台はおしゃれにしたい…と思っていたのですが、Instagramなどでよく見るオシャレな造作洗面台はかなりお金がかかる!ということを知りました…。
造作は諦め、できる範囲でおしゃれに…と考えて、我が家で採用したのがPanasonicのシーライン。
キャビネットがフロートタイプのものを採用されているお宅の写真を何件か見つけ、見た目がタイプだったので調べてみると、我が家が契約している工務店の標準仕様にもシーラインが入っていました。
高級・中級価格帯ではなく、普及価格帯というグレードにあたるので、標準で選べる仕様にしている工務店・ハウスメーカーは多いようです。
ミラーやタオルかけなどを施主支給すれば、より造作風のオシャレ洗面台にカスタマイズすることもできます。
おまけに既製品ですので、機能性や使用感は完璧。
お金をかけずに満足度の高い洗面台になりました。
洗面台以外でも、造作家具や収納の採用を検討している方も多いかもしれませんが、造作は基本的にオーダーメイドなので費用がかかりがち。
既製品でサイズがあうものがあるなら、デザインの選択肢も広がりますし、コストダウンにもつながります。
自分の好み、希望にあったものが既製品の中に無いかどうか、まずは探してみることをお勧めします。
スイッチカバー、コンセントカバーをスクエア型に変更
内装のこだわり部分の一つが、スイッチ・コンセントカバー。
賃貸や建売住宅など、多くの住宅で採用されているのは、Panasonicのコスモシリーズワイド21。
いかにも普通〜なデザインで、悪くはないのですが、オシャレとは言いづらいです。
デザインにこだわるなら、同じPanasonicのアドバンスシリーズやJIMBOのNKシリーズなどスタイリッシュなものが色々ありますが、オプション扱いで費用がかかる場合が多いでしょう。
ただ、多くの住宅で標準採用されているPanasonicのコスモシリーズはラウンドタイプというものですが、スクエアタイプも存在するのはご存知でしょうか?
Panasonicより引用
ラウンドタイプと比べてスクエアタイプは四隅が角張っていてスタイリッシュな印象です。
我が家が契約した工務店に確認したところ、ラウンドからスクエアへの変更は追加費用なしでできました。
ハウスメーカーや工務店によるでしょうが、費用無しや低価格で変更できる場合が多いようなので、ぜひ検討してみてください。
DIYできるところは自分で!
こちらの記事でも書きましたが、我が家はリビングの掃き出し窓にスタイリッシュなバーチカルブラインドの採用を希望していました。
ただ、内装屋さんにお願いするとかなり費用がかかることに…。
施主支給して工務店に取り付けしてもらうことも不可だったため、我が家では思い切って自分たちで取り付けました!
DIY素人だったため多少の失敗もありましたが(^^;;、無事に取り付けられましたし、費用も抑えられました!
その他DIYでできそうなものは、
- アクセントクロス
- タイル(エコカラットなど)
- 外構工事(人工芝やウッドデッキなど)
などが挙げられます。
最近は素人でも取り扱いがしやすいように工夫された商品も多く、YouTubeやInstagramなどで実際にDIYした方の手順なども調べればすぐに出てくるので、ハードルは低いと思います。
何より自分でDIYしたことにより、マイホームへの愛着も一層沸きそうですよね。
予算削減しつつオシャレな家づくりを諦めないためにも、思い切ってDIYにチャレンジしてみるのはどうでしょうか。
まとめ
今回は我が家が実践した、オシャレな家づくりのためのコストカット術をご紹介しました。
せっかく注文住宅を建てるなら、やっぱり自分の理想の家を建てたいですよね。
でも家づくりにはお金がかかるもの…オプションでどんどん当初の見積もりより値段があがっちゃう…なんてことも…。
ちょっとずつ節約しつつ、理想のイメージに近い家づくりができると良いですね。
今回の記事が、家づくり中の皆さんのお役に少しでも立てば幸いです!