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【注文住宅】告知端末なるものをどこに設置するか?問題【ダサい見た目回避】

家づくり
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こんにちは、245と申します。

主人の地元の田舎にUターンして、注文住宅を建てました。

家づくり中は様々な問題点に直面し、その度に試行錯誤する日々でした。

今回はその中でも私が田舎独特の問題点だと感じた、告知端末の設置についてお話ししようと思います。

我が家の告知端末設置問題について

告知端末って何??

私たちの住む田舎ではほとんどのお宅がテレビを観るために地元のケーブルテレビに加入しているようです。

地方のとんでもなくローカルなケーブルテレビです。

自主放送チャンネルでは地域の小中学校や保育園の行事の様子など小さなニュースが読み上げられたり、延々と地域に設置された定点カメラの映像が流されていたりします。

インターネットに関しても、まちの中心地の一部には光回線が通っているらしいのですが、まだまだ利用できない地域が多いので、このケーブル回線を使ってインターネット契約されているお宅がかなり多いようです。

で、このケーブルテレビの契約をするために設置しなければならないのが告知端末というブツ。

これがとにかく何といってもダサいデカい

圧倒的存在感

マイホーム完成前住んでいた賃貸住宅にもついていたんですが、見た瞬間度肝を抜かれました。

家の中心となる居室の壁のど真ん中にドーン!と設置され、そこから出る大量の配線。

ランプが緑に光ったり赤に光ったりと暗闇でも強烈な存在感の謎のボタン。

そして極め付けは、毎日定時になると流れ始める謎の音声放送…。

田舎に引っ越してきて最初の晩、どこからともなく

「今日のお悔やみ…」

と、地域で亡くなった方のお名前が読み上げられ始めたのには驚きました。

お悔やみ情報やクマの出没情報など、地域のお知らせ放送を音声で流してくれる機能もあるようです。

とはいえ、私にとって必要な情報は今の所そんなに無く、お昼寝中の子どもが突然の放送で目を覚ましたりしたら困るので、我が家では音量をほぼゼロに調節して、放送が聞こえないようにしていました。

子どもの頃転勤族だったため、様々な地域に住んできたつもりだった私ですが、こんな機械が各世帯についているという地域は初めてだったので、かなりの衝撃でした。

この告知端末を新築のどこに設置するか?問題

音量は調節して存在感は薄められるとしても、このダサい見た目はどうしようもできません。

そこで困ったのが、新築の注文住宅でこの告知端末をどうするか?について。

もうこのダサい告知端末を設置したくなさすぎて、ケーブルテレビを利用しないという選択肢も考えました。

ギリギリ我が家の建築予定地は光回線が通ってそうだったのでインターネットはどうにかなりそうだったのですが、問題はテレビの方。

先にも述べましたが、地域に密着しまくってる田舎のケーブルテレビ、自主放送チャンネルで保育園の行事や子どもたちの歌や太鼓の発表の様子が流れたりするんです。

保育園からもしょっちゅう「明日の⚪︎時から、先日の行事の様子が放送されます!」などとお知らせが来て、それが全く見られないのは正直痛いです。

契約する方向でいくとなると、このダサい告知端末をいかに目立たないように設置してもらうか、が今度は課題となりました。

工務店の担当営業さんに告知端末の写真を見せ、絶対に目立たない場所に設置したいと訴えたところ、すぐに理解を示して動いてくれました。

工務店はケーブルテレビエリア外の隣街にあるので営業さんもあまり詳しくなかったようですが色々ケーブルテレビ局に問い合わせて調べてくださったようです。

ちょうど電気工事完了前だったので、施主の希望の設置場所をお伝えすればそこに告知端末用のコンセントと配線工事を行いますとのことでした。

景観を損なわないオシャレな家づくりのコツの一つとして、「分電盤や情報分電盤はクローゼットの中などの見えにくい場所に設置する」という情報をインスタで学んでいた私。

ちょうど情報分電盤をファミリークローゼットの天井近く、枕棚の上に設置してもらうことになっていたので、告知端末もその場所に設置してもらう方向で工務店にお願いしました。

実際に設置してもらったその後

宅内工事までは工務店が行ってくれましたが、引き込み工事は契約後、ケーブルテレビ側の業者が工事を行うので家の引き渡し後になりました。

業者さんが来られて設置場所を聞かれた際にファミクロの枕棚の上を案内した時、若干唖然としていたのが印象的でした(笑)。

普通は放送などを聞くためにリビングなど人が集まる場所に取り付けるのがやはり定石のようです。

でも我が家では絶対に絶対に絶対に目につかないようにしたかったので!

こんな感じでファミクロの枕棚の上に置いてます。

壁掛けもできると言われましたが(賃貸では壁掛けで付いてた)、どうせ目につかない場所だし、棚の上に置くだけでも問題なさそうだったのでこの状態にしています。

脚立に上らなければ目につかない場所ですので、普段は存在感を限りなくゼロに近くすることができて満足していますし、全然困っていません。

たまに、音量をゼロにしていても火災などが起きた時に強制的に流れるサイレンが大音量で流れたりして、存在を思い知らされますが…(笑)。

後悔のない家づくりにしたかったので、早めに気づいて相談して解決できたのでよかったです!

ダサい見た目回避するためにチェックしてべきこと

告知端末以外にも、ブレーカーや情報分電盤など、存在感が大きくて目立つ場所に設置するのは避けたい設備は注文住宅を建てる上で色々出てきます。

家が建ってから、「しまった!こんなところにつけるんじゃなかった…」とならないために、早めに動いておくことが重要です。

ダサい見た目を回避するためにチェックすべき点
  • ブレーカー、情報分電盤、告知端末、防災無線など、設置しないといけない設備の種類と見た目、サイズを工務店に確認しておく
  • ファミリークローゼットやシューズクローゼット、パントリーなど、人目につきにくい設置場所の候補を検討しておく
  • 電気配線打ち合わせ時までに工務店に希望設置場所を伝える

以上にあらかじめ注意しておくことをオススメします!

告知端末の取り付けでお悩み中の方や、田舎で家づくり中の方がもしいらっしゃいましたら、我が家のお話が少しでも参考になりましたら幸いです!