こんにちは、245です。
夫の地元の田舎にUターンして、注文住宅を建てました。
家づくりの過程の中で、内装に最も影響を及ぼすといっても過言ではない、壁紙(クロス)決め。
大手のハウスメーカーなどにはインテリアコーディネーターさんがいらっしゃって、壁紙だけでなく照明や床材、カーテンなどトータルでコーディネートしてアドバイスしてくれることでしょう…
しかし我が家が契約した工務店にはそのような方は存在せず。
担当営業さんからクロスのカタログをどさっ、と渡され、「好きに決めてね〜」という感じで立ち去られ呆然としました(笑)。
今までインテリアにさほど興味なかったど素人の私ですが、せっかくお金をかけて建てるマイホームをダサい家にだけは絶対したくない…!!と試行錯誤しつつ、どうにかこうにか家中の壁紙を選びました!
散々頭を悩ませただけあって、どの部屋も満足いく仕上がりになり、ホッとしています…。
今回は、素人の私がクロスを選ぶ際に気をつけたこと、選ぶ上でのコツなどについてお話しできればと思います!
壁紙(クロス)選びのコツ
インテリア素人、センスに自信が無い私が壁紙を選ぶ上で気をつけたポイントは、以下の3点です。
- 無地を中心に選び、柄物は選ばない
- 石目調と織物調の壁紙が、同じ部屋に混在しないようにする
- Instagramでオシャレな実例をたくさん見る
以下で詳しくご説明します。
無地を中心に選び、柄物は選ばない
壁紙(クロス)選びで失敗しないために私がまず一番気をつけたことは、冒険しすぎないことでした。
壁紙のカタログを眺めていると、本当にいろんな種類の壁紙が大量にあって、中にはオシャレな花柄や、かわいいミッフィー柄の壁紙なんてのもありました。
せっかくの注文住宅なので、賃貸では見かけない個性的で華やかな柄物のクロスをどこかに採用したい!という気持ちも湧きました。
しかし、柄物の壁紙は個性的な反面、飽きやすいというデメリットがあります。
採用して住み始めた当初は気に入っていた柄でも、気分が変わったり時代が移り変わって流行が変化すると好みではなくなってしまうかもしれません。
また、柄物の壁紙にすると、その部屋に合った統一性のある家具を選ぶのも難しくなりそうだと感じました。
そのため、我が家では思い切ってほぼ全ての壁紙を無地にしました。
一箇所だけ、小屋裏収納(ロフト)の天井のみ、「お籠もり感」を演出したかったので木目柄のクロスを採用しています。
ちなみに私は、無地でも濃い色味のクロスは少し使うのに勇気が要ったので、パントリー内や小屋裏収納など、狭い空間や他人をあまり招き入れない場所に採用することにしました。
どうしても諦めきれない気に入った柄物クロスがある場合は、あまり人目につかない部屋の一角や、玄関ニッチやスイッチニッチなど、ニッチ収納の背面に採用するのも一つの手段としてアリかと思います。
石目調と織物調の壁紙が、同じ部屋に混在しないようにする
無地の壁紙は、大きく分けて2つの種類が存在します。
- 石目調
- 織物調
有名な壁紙メーカーのひとつ、リリカラのホームページには以下のように記載されています。
石目調クロスとは?
石目調とは、石や漆喰(しっくい)、コンクリートやレンガなどをイメージして作られた壁紙で、すっきりとしたクールなものや、少し無骨な表情のもの、自然そのままの素材感を感じるようなものなどさまざまあります。織物調クロスとは?
引用元:Lilycolor/リリカラノート
織物調とは、衣服の生地のような風合いをイメージして作られた壁紙です。綿や麻のようなあたたかみのある表情をしているものや、キメの細かいシルクのような上質さが感じられるものもあります。
石目調はクールでおしゃれな洗練されたイメージを出しやすく、織物調はあたたかみのある落ち着いた雰囲気に適したクロスです。
この2種類を1つの部屋に混在して採用すると、チグハグで統一性のない部屋になってしまいます。
ですので1つの室内に採用するクロスは、壁・天井含めて石目調か織物調、どちらかに統一するように気をつけました。
アクセントクロスなどで1面だけ色味を変える場合なども、例えば他の3面が織物調の場合は、アクセントクロスも織物調から選ぶようにしています。
ちなみに我が家では玄関ホールやリビングなど人目につきやすい場所のクロスは塗り壁風の石目調クロスを、寝室や子ども部屋など落ち着く空間にしたい部屋は織物調のクロスを選択しました。
シーンに合ったクロスを選ぶことで、それぞれの部屋がより心地よい空間になった気がして満足しています。
Instagramでオシャレな実例をたくさん見る
インテリア素人で、壁紙選びに自信が無い私が一番活用したのが、Instagramです。
Instagramには、オシャレなマイホームを公開しているアカウントがたくさんあります。
ジャンルも様々、北欧風、ホテルライク、西海岸風、和モダンなど、いろんな種類のおしゃれなマイホームの実例を見ることができます。
たくさんの実例の中から自分の好みに合うものを見つけたら、まるっとそのまま内装を真似してしまうのが一番失敗しません!
インテリアのマネキン買い、のようなものですね。
我が家はトイレをおしゃれな空間にしたく、いろんな実例をインスタで探し、モルタル調クロス×ヘリンボーン床の組み合わせがとても気に入ったので採用しました!
壁紙のカタログにはとにかくたくさんの種類があり、気に入った壁紙を見つけても、
「この空間にこの壁紙が果たして似合うだろうか…」
「この壁紙とこの床材の組み合わせは合うだろうか…」
と、想像が上手くできずにインテリア素人の私は自分のセンスでは決めきれませんでした(^_^;)
オシャレ!と自分で思えた実例を真似してしまえば、失敗のリスクは格段に減ります!
自分に自信が無い時は、オシャレな先輩方の真似をしてしまうのも1つの方法としてお勧めです。
なお、インスタだけではなくPinterestでもインテリアの実例をたくさん見ることができます。
思い通りのマイホームにできるよう、自分の好みにピッタリ合う実例をネットでたくさん探してみてください。
まとめ
以上が、我が家が壁紙選びをする際に気をつけたポイントです。
インテリア素人で自信の無かった私ですが、コーディネーターさんがいなくてもオシャレな内装にすることができて、ホッと安堵しています…。
- インテリアコーディネーターがいない
- 自分のセンスに自信がない
- でも可能な限りオシャレなマイホームにしたい
以上のような我が家に似た境遇の方がいらっしゃいましたら、ぜひこの記事を参考に壁紙(クロス)選びをしてみてください。
もちろん、これは我が家の場合の一例です。
「失敗なんか気にせず、とにかく自分の気に入った壁紙を選びたい!」
「個性的で他の人とは被らないマイホームにしたい!」
という方もいらっしゃると思います。
自分の希望通りの空間を作り上げられるのが注文住宅の醍醐味ですので、ぜひ後悔しないよう自分の気に入った壁紙を採用してみてください!