PR

田舎育児のメリット4点!実際に地方にUターンして子育てしてみた

田舎暮らし
記事内に広告が含まれています。

こんにちは、245です。

主人の地元の田舎に子ども2人を含む家族4人でUターンして、家を建てて暮らしています。

引っ越す前は私の地元の地方都市(人口25万人ほど)で子育てをしていました。

都会というほどでは無いですが、子育てに必要なもの(遊び場、保育施設、医療施設、商業施設など)は大体のものが揃っており、不便なく暮らせていました。

主人の転職に伴い、3歳と0歳の子を連れて人口数千人の田舎に引っ越してきたのですが、これがなかなか大変でした…。

こちらの記事で田舎育児の大変さについて語っています…。

ただ、田舎に移住して数年暮らしてみて、悪いことばかりではなく田舎育児の良い点があることもわかりました。

今回は私が実際に感じた、田舎で子育てするメリットについてご紹介したいと思います。

田舎で育児するメリット4選

待機児童が少なく、保育所に預けやすい

我が家が引越しした自治体は、待機児童ゼロ

いつでも希望すれば子どもを保育園に預けられる状況でした。

上の子は引越し後すぐ保育所に入所し、下の子も1歳になり私が復職するタイミングですぐ入所しました。

保育園に預けるハードルがほとんどないので、子どもがまだ小さい1歳前後の頃から保育園に預けて働いている親御さんが多い印象があります。

保育園の空きが無いために子どもを預けられず、働きたくても働けない…ということはまずありません。

在宅で働ける職種の方、リモートで仕事ができるので通勤の頻度が少ない方などは、思い切って田舎に移住するのはアリだと思います。

また、引っ越す前に義母がUターンするメリットとして繰り返しオススメしていたのが、「保育料完全無料」という点。

我が家が住んでいる自治体では、一時保育も含めて子どもの年齢に関わらず保育料無料となっています。

過疎が進み若者が少なくなってしまった田舎では、子育て世帯を呼び込むために手厚い子育て支援策を行なっている自治体が数多くあるようです。

せっかく田舎に移住をするのですから、どのような政策を行っているのかあらかじめ情報収集して、より魅力的な子育てのできる地域を選ぶと良いでしょう。

自然に囲まれた地域で子どもを育てられる

誰もが想像するイメージの通り、田舎は都心部などの人口密集地と比べると自然が圧倒的に多いです。

我が家が住んでいる地域は山間部で、山と川に囲まれています。

家のすぐ脇を川が通っていて、夏場は窓を開けると部屋からたくさんのホタルが見えました。

冬になると大量の積雪があり、家の前で雪だるまやかまくらを作って遊べて子どもは大喜びでした。

保育園でも自然と触れ合う体験に力を入れてくださっていて、田植え・稲刈りを始め、川遊び、タケノコ掘り、栗拾いなど、季節に合わせていろんなイベントがあります。

毎日のお散歩のたびに自然の中で生物と触れ合うので、子どもはカエルや虫が大好きになりました。

私は虫が大の苦手なので、家の中などに虫が入ってきたりした時は、3歳の息子にお願いして捕まえて外に出してもらっています(笑)。

高層ビルなどに囲まれていない自然いっぱいの地域で四季を感じながらのびのび子育てをしたい!という方には、田舎での暮らしはピッタリだと思います。

子どもが少ない=少人数教育

都会と違って子どもの数が極端に少ないので、学校の生徒数もかなり少数。

我が家が住んでいる自治体の小学校には、新一年生が2人だけ、という学校もありました…。

デメリットの方の記事で述べたように、生徒数が少ないということは必ずしも良い点ばかりではないと思います。

選べる部活動の選択肢が少なかったり、各学年1クラスしか無いので気の合わない子がいても絶対同じクラスになってしまったり…。

ただ、少人数であることにより、学校の先生にはより1人1人の子どもをしっかりと見てもらえるはずです。

子どもの学校生活のことで心配事などがあったとしても、先生方に相談もしやすそうですね。

子どもに対してしっかり目の行き届いた、よりきめ細やかな教育を求めている方は、田舎の少人数教育が向いているかもしれません。

地域全体で安心・安全な子育てができる

近年、子どもを狙った悪質な犯罪が後を絶たず、悲しいニュースを聞いて胸が痛くなることも少なくありません。

もちろん、犯罪はどこで起こるかわからないので、田舎だから都会に比べて子どもが絶対安全、とは言い切れません。

ただ、田舎はコミュニティが狭く、顔見知りが非常に多い環境です。

我が家が住む田舎では、小学校教員に主人の同級生が、保育園職員に主人の友人の親御さんがいたり、と誰かしら知り合いがいます。

保育園、学校に限らず、医療施設、スーパー、役所など、どこにでも誰か知り合いがいて、顔見知り同士で町全体が繋がっています。

みんな名前を聞いただけで、「あ〜、⚪︎⚪︎地区の◻︎◻︎さんちのお子さん(お孫さん)ね!」とわかる感じです(^_^;)

もちろん、普段見掛けない怪しいヨソ者がうろついていたりすると目立つので、すぐ噂になります。

実は我が家の上の娘が4歳の時、少し目を離した隙に家を出てしまったことがありました。

周りには川もあり、工事中の橋もあって非常に焦って探し回ったのですが、ちょうど橋のところを子どもが1人で歩いている時に、近所に住んでいるおばさまが呼び止めて話を聞いてくださっているところを発見したことがあります。

本当にあの時はありがたく、助かりました…。
(後で知ったことですが、たまたま主人の友人のお母様だったそうです)

地域全体で町の子どもを見守ってくれている感じが、子育てには非常に安心できる環境だと思います。

まとめ

田舎はいいところもあれば悪いところもあります。

都会暮らしの人にしてみれば想像もできないような違いもあると思います。

こちらの記事と合わせて、ぜひ田舎育児のメリット・デメリットをしっかりと認識した上で、地方移住を検討してみてください。